根谷の大サザンカ

 

西彼杵半島から迫害を逃れて黒島に移住してきた橋本氏が、苗木を持って来て家と家の境が分かるように植えたとされます。

幹回り1.8m、樹高約10mの黒島が誇る堂々たる巨大サザンカで、樹齢250年~350年と推定されており、温暖な黒島の気候を象徴する木です。潜伏キリシタン達は、このサザンカの種を集めて油を採り、食用油として利用していました。

条件の悪い土地に住まざるを得なかった彼らの生活の一部を支えた、島の歴史を物語る木でもあります。今でも11月頃には白い一重の花を咲かせます。