根谷のアコウ

 

アコウは、クワ科イチジク科の常緑亜熱帯植物で、紀伊半島、山口県、九州、沖縄に生息します。長崎県内では、対馬以外に広く分布し、黒島にも海側の各所に自生していますが、根谷のアコウは、黒島の中でも飛び抜けて巨大であり、樹齢およそ100年と推定されています。

アコウは、枝や幹からたくさんの<気根>と呼ばれる根を伸ばし、成長して地面に達すると、そのまま幹状に発達します。

アコウには、別名があり、気根が垂れ下がったその特異な姿から、<タコの木>、あるいは、気根が近くの木に巻き付いて、その木を殺してしまうことがあるため、<しめ殺しの木>とも呼ばれています。